MさんのPC不具合(インタネの接続)

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所要時間:2004/9/7 17:30〜 修復作業時間 3時間30分
     2004/9/8 8:00〜11:00 作業記録作成 3時間

2004/9/7 (火) 17:30〜19:30 食事 20:00〜21:30 (3時間30分)

1.モデムがMさんから到着、宅急便を開く。しまった!!!
  このPCは外付けモデム、アイワの PV-BW 5610 を使っていた。
  一昨日の努力でどうやらPCは正常にうごくようになった。
  箱を開くと、RS-232C のコードがない。USBよりも古いモデムだ。
  さらにドライバのCD−ROMも要求しなかったのでもちろん無い。
  Mさんに頼めばよかった。うっかりした。
  言えばよかった、なぜ忘れたのか。決まりきった必要なパーツなのに。

2.とりあえず、モデムを接続する
  まずは RS-232C 規格のモデムとPCの接続コードを探しに倉庫へいく。
  泡を食って、あったァと、オス、オスコードをとり、取り付けようしたが合わない。
  あわてて、また倉庫に行き、メス、メスコードを持ってきてしまう。まだダメ
  やっと、オス、メスコードを見つけで、やっとセット完了、いよいよスイッチオン

3.モデムのドライバをインタネを探してダウンロードする
  まずはドライバがなくては。と、インタネに接続しドライバを Google で検索し、PV-BW5210 ドライバをダウンロードした。Pvbw5610.lzh というファイルで拡張子は lzh となっている

  解凍のため、Lhasa をM号にインストールしてドライバをファイルを解凍、ファイルが三つできる。Pvbw5610 (拡張子なし)、Pvbw5610.doc、Pvbw5610.prmである。ワードで書かれたdocファイルがあるが、このファイルをクリックしただけでは、読めない。Word 2000 の CD-ROMから必要なファイルを読み込み、機能を追加せよ、とのメッセージが出る。まずは倉庫にいき、Word 2000 の CD を探す。このCDを使い、機能を追加したところ読むことができた。しかし、インストールの仕方は書いてない。全然参考にならない。解凍したドライバには inf ファイルがない。prm という特殊な拡張子があるだけである。

4.立ち上がり
  まずはモデムのスイッチを入れ、つぎにPCのスイッチをオンする。「新しいハードウェアを検出しました」というメッセージが出て、ドライバのインストールの画面になるかと思ったが全く何もでないで、スンナリと立ち上がってしまいる。拍子抜け。

  マイコンピュータを右クリックしてシステムのプロパティを開き、デバイスマネージャーを選択。モデムを見ると、前回取り付けた内臓モデムのドライバがインストールされたままである。このドライバを削除する。

  モデム PV-BW5210 のドライバを入れなければと、コントロールパネルから「ハードウェアの追加」を開き、「ハードウェアの追加のウィザード」からドライバを入れる操作に移る。「システムにあるプラグアンドプレイ機器を検索します」という操作で「次に」をすると、ちゃんと「PV-BW5210 モデムを検出しました」と出て、「ドライバを検索します」の画面となった。有り難い。ドライバ挿入の画面が次々に進み、な、なんと、折角インタネからダウンロードした「使い方不明の PV-BW5210 のドライバ」の出番がなく、スムーズにドライバが入ってしまった。ラッキー。

  つまり、もう、このPCは、最初に入れたこの外付けモデムのドライバはHDDの中の奥深い場所にちゃんと保存していたのだ。システムのプロパティのデバイスマネージャーで削除をしても、表面から隠れるだけで、ちゃんと眠っていたのである。このような場面はちゃんと知っていたのだが、消されてダメな経験もたくさんあるので、このようにスンナリいくのは望みをかけてはいなかった。  モデムのプロパティを見ると、ちゃんとPV-BWのドライバがちゃんと入っている。シメタ。

5.いよいよ、インタネに接続の設定を始める
  まず、東国インターネットに接続の設定をする。ダイアルアップの設定は久しぶりで忘れかけている。しかし、ここならば7年前の塾をはじめたときから使っているので、ID、パスワードは暗記しているし、サーバーのIPアドレスも手元のノートに記録されている。

  接続できるかどうか、自信は全くない。一昨日、あれだけ悪戦苦闘しても、とうとう、接続できなかった。PV-BWモデムが無かったので、内蔵PCIモデム(\1,980)を付けたがダメ、内蔵モデムが合わないのかと一番高価な、「これ」というときには必ず使っている内蔵モテム(\3,980)を取り付けてみたのだが、どうしてもインタネがだめだった。そこでMさんに依頼し、今まで使っていたモデムを送ってもらい、今日の作業となったのである。
 
 十中八九はダメと思っていた。やっぱり、まったくモデムから音が出ない。ダメだ。

 IDとパスワードは間違いない。塾生用のダイアルアップのPCの設定では、IPアドレスは211.4.206.10 および 211.4.206.12 である。これを入力し、接続の操作をする。ダメだ。やっぱり。  IPアドレスをを替えてみよう。、東国インタネのIPアドレスは1-2年前に変わっていて、210.155.28.194 および 210.155.28.215 になったとメモにはある。しかし、塾では上記で接続するのでそのまま変えないで使っているのだ。(塾以外ではダイアルアップは使っていない。Yahoo!BBである) これに替えてもダメ。

 実は、私が入会しているプロバイダはもう二つある。ニフティOCNだ。この二つはダイアルアップの場合、IPアドレスを入れなくても接続する。最近は大体、IPアドレスを入れなくても接続するようになっている。ただ、養豚業をしているO社長の場合、IPアドレスを入れないで接続設定したところダメで、OCNヘルプに聞いたところ、IPアドレスをいれて欲しいと返事が来た。指示されたIPアドレスを入れたところ、接続できるようになった。
 
 このことから、東国のIPアドレスを全部削除してニフティと同じ条件にしてみて接続を試みたがダメ。

6.ニフティに接続を試みて成功する
  それならば、東国を諦めてニフティでやってみよう。あまり、期待しなかったが、ニフティを試みることにした。ニフティも今年の春、アクセスポイントを一新し、全国どこからでもダイアルアップの電話番号は 0035-055-200 に統一している。これは、アットマークニフティ(@Nifty)会員用の電話番号である。一応確認のため、Niftyのサイトに接続して確認する。IPアドレス(DNS)は202.248.37.74 および 202.248.20.133であり、これを入力する。

  さーーて、接続のダイアログから接続のボタンを押す。なつかしい「ぴーーーィ、ヒョロヒョロ、ぴーーィ」の音が聞こえた。今回の不具合の修復を始めてから初めての音、懐かしい音だった。接続した。バンザイ。有り難い。これで、20時間くらいのアルバイトから救われたこととなる。

7.再度東国インタネに接続を試みる
  勇気100倍。東国がなぜ出来ないのか。東国サーバーが落ちているのではないかと、塾のPCから接続してみると、ちゃんと上記の設定で接続できる。落ちてはいない。それならばと、東国インタネのサイトに接続し、まずは電話番号を確認する。0279-70-2121である。

  次にダイアルアップの設定を再確認しよう。はじめてインタネの設定をする初心者が使うためのページを開く。ずーっと読むと、今やっている方法と何も違わない。ただ、お終いのところで、IPアドレスが新しくなっている。東国インタネは今年の6月、前橋市内であるが、中心街から郊外に引越しをしている。新しいIPアドレスは、202.248.37.74 および 202.248.20.133 であった。あ、これが原因か、しめた。直ちに修正し、接続を試みた。だめだ。

8.再々度、東国に挑戦、ああ感激、成功した
  接続のアイコンをダブルクリックし、ダイアルのプロパティを見ると局番としてちゃんと渋川局の 0279 が入力されている。当然である。接続ダイアログの電話番号には、ちゃんと70-1212と入っている。まあ、仕方ない。接続のダイアログが出たところで、途方にくれる。ここにある電話番号は市外の0279は入っていないで、市内番号が入っているだけだ。ままよ、0279- から入力してみよう。
  0279-70-2121 と、電話番号をいれ、接続のボタンを押す。聞こえた! 聞こえた!、「なつかしい「ぴーーーィ、ヒョロヒョロ、ぴーーィ」の音が。接続した。

9.まず、システム構築としてノートンの Live Update をしなければならない
  このPCは、ノートンの AntiVirus 2002 が入っている。ただ、この持ち主がしばらくの間インタネに接続していないので、ウイルス定義の更新は6月までである。不具合が治った後の第一の仕事は、ノートンの Live Update をして、最近のウィルスに対抗できるようにしなければならないことである。

インタネに接続し、Live Update の操作に移る。Live Updateの画面となると、「ノートンの期限は 2004/9/20 までです。更新キーを購入し、更新してください。あと 12日です」というメッセージが出る。これでは更新を第一にしなければならない。Mさんはこの操作をインタネ経由では自分では出来ないので、いつもFAXで更新キーを取り寄せ、この更新を一年に一回教えて自分で更新キーを入力させている。しかし、ちょうどPCが手元に来ているので、この更新操作もオンラインでついでにやることにした。

  ダイアルアップはADSLに比べて、自動車と歩行程度の速度差がある。正確にはダイアルアップモデムの速度が、56 kbs という単位なのに、ADSLモデムの速度は 8,000 kbsである。このPCはまだ LANカードが付いていないのでADLSには接続できない。ダイアルアップで操作するより仕方ない。このため、ノートンの一年の更新、ウイルス定義の更新も含めて 40分という接続をした。

10.ダイアルアップできなかった原因は何か。
  この原因が分かったのは、今回の不具合の記録をブログに残そうと、この記録を、朝8時から、現在の10時半まで、2時間半にわたって記録しているときに判明した。「アッ、そうだったのか」
ヒントは上記の文章の中にある。注意深くこの文を読めばわかる。いつかこのブログで種明かしをしよう。

11.もし、出来なかったときの再構築に必要なソフト群
  インタネだけが出来なかったら、どのようなソフトを入力しなければならないか。これの作業をを参考のため列挙してみる
1 Adobe Photoshop、2 EPSON プリンタドライバ、ユーティリティ、3 iATOKエクステンション
4 IBM ホームページビルダ, 5 I-O Data USB Flash Disk 6 JUSTSYSTEMのアプリ追加と削除
7 Live Update Symantec 8 Microsoft Excel2002 9 Microsoft Word2000, IE 5
10 Microsoft IME2000 11 Norton AntiVirus 2002, 12 Olympus CamediaMaster
13 SUPER Kid95 14 Yahoo1 メッセンジャー 15 筆王 2002

あとは、Wodnows 98 SE のインストールと、ビデオ、オーディオ、モデム、などのドライバである。
               7日の修復作業は以上

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作業記録作成   2004/9/8 8:00〜11:00  3時間

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9月8日(パソコン入門塾のホームページから転載する)3時間
  アイワモデム到着
  モデムをPC接続
  モデムのドライバをインターネットから検索しダウンロードする
  インターネットに接続
    OCNの接続を試みるができない
  東国インターネットに接続
  ノートン2002の更新期限が来ているので、延長手続きをインターネット上から行う。
  ノートンのウイルス定義を最新のものに更新する。電話接続の所要時間40分かかった。